A. 血液検査は痛みを伴うものですし、心理検査は時間もかかるし体力・気力も使います。薬も、初めて飲まれる方はご不安もありますよね。検査や投薬は診断や治療に役に立ちそうだと思ったときに、提案しますので、ご希望は気軽にお伝えください。
薬については、漢方薬がいい、副作用のなるべく少ないものがいい、早く改善するものがいい、などそれぞれの考え方を尊重いたします。 薬についてのページも作りましたので、よければご覧ください。
A. 私が医師になったころと比べても、随分と精神科医療に対する「敷居」が低くなったように感じます。それでもまだ、いわゆる偏見じみた風潮を感じることもあり、時に上記のご質問をいただくことがあります。
ご家族への病状説明の項でも申し上げましたが、勤め先や学校からの問い合わせについて、患者さんご本人の同意がない限り、病状や病名はおろか通院していることについても回答することはありません。
勤め先の保険証を利用しても、勤め先に通院先が把握されることはありません。
ただし、加入する団体保険などにおいては、告知義務もありますのでご注意ください。